日本初の「津波避難シェルター建設」

室戸市佐喜浜町都呂地区・津波避難シェルター
入口前に漂流物の衝突を防ぐ鋼鉄製の支柱を建て、管理用扉を設置し、さらに止水扉を2重に設置することで避難者を守る。幅3m、長さ約30mの避難スペースが奥に延び、最奥には斜面の上に抜ける直径2.5m、高さ約23mの立坑を整備する。斜面の上には電源設備を格納する建屋がある。約70名が避難待機できる規模。完成は平成28年3月の予定です。
新しい津波避難場所の形
高知県では、津波の避難場所として、自然の地形を利用した避難路・避難場所や津波避難タワーの整備を進めてきましたが、それらでは避難が困難な地域のために、新たな取り組みとして「津波避難シェルター」の整備が検討されました。この津波避難シェルターの第1号を室戸市佐喜浜町都呂地区に建設することが決定され、工事をミタニ建設工業が行うこととなりました。室戸市佐喜浜町都呂地区は東側を海岸、西側を傾斜が急で険しい山に挟まれた南北に長い住宅地です。現在、地区では8箇所の津波避難場所が指定されていますが、住宅が密集し勾配が急なことから、安全な避難路・避難場所の確保が難しい状況であり、津波避難タワーの整備も難しい地区です。また地区全体の人口268人のうち65歳以上が4割に達し、住民の高齢化も進行しているため、体力的な負担の少ない、短時間で避難可能な施設の整備が必要とされていました。
住民の約半数が高齢者の地区にとって、水平移動で避難ができるシェルターが整備されることは、大きな意義がある。大規模地震発生後の都呂地区の津波浸水予測時間は約16分。海に面した住宅地の新しい命綱として期待される。
日本全国から注目の防災工事
自治体が地域のために整備する同形式の津波避難シェルターとしては日本第1号となる本工事は、着工前より全国から問い合わせがあり、 新しい津波避難場所の形として大変注目されています。住宅地に密接した箇所での工事となり、地域の皆様にはご不便をおかけしますが、津波の高さにとらわれない安全な避難場所を確保でき、高いところに登る必要がないため高齢者でも短時間で避難ができるなど、シェルターだからこそのメリットもあり、期待の声もいただいております。その期待に応えたいと、万全な準備を整えて施工させていただきます。
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